待遇は悪くないのに離職する原因で、最初に疑うべきは「安心」と「(熱意)」
- 佐藤孝一
- 2月16日
- 読了時間: 4分
更新日:1 日前

経営者の皆様。
「待遇は悪くないはずなのに、人が定着しない」「指示待ちの社員ばかりで、自律的な動きが見られない」
そんな壁にぶつかっていませんか?
結論から言うと、社員が離職する会社で不足しているのは、多くの場合、職場の中で “安心(次の一歩の土台)” と“熱意(ワクワク)” が不足しています。
まずは、あなたの会社で起きている現象にチェックを入れてください。
「8つのサイン」チェック
回答方法:当てはまる項目にチェックしてください
A:安心(労務の土台)が不足している
□ 1. 同じ出来事でも、上司や部署で判断がバラつく場面が増えた(基準・ルールの曖昧さ)
□ 2. 相談・報告が減り、問題が“起きてから”初めて分かることが増えた(言いにくさ)
□ 3. 社内で遠回しな不満(陰の愚痴・不信)が増えたように感じる(不安の蓄積)
□ 4. 発言が減り、萎縮した空気/ピリついた空気を感じる(守られている感の低下)
B:成長(熱意→思考→行動)が不足している
□ 5. 提案・改善・工夫が減り、「言われたことだけ」になってきた(思考が回らない)
□ 6. 「どうすれば良くなる?」の会話が減り、アイデアが出にくくなった(思考の停止)
□ 7. 小さな挑戦や自発的な一歩が減り、やっても続かないことが増えた(行動が回らない)
□ 8. 仕事に熱が入りにくく、淡々とこなす社員が増えた(熱意=ワクワクの低下)
判定(1分でOK)
安心(1〜4)のチェック数:___ /4
成長(5〜8)のチェック数:___ /4
チェック項目が多いほど不足しています。
ここでいう「安心」と「成長」はこういう意味です
私は、組織を動かすために必要なのは 「安心」と「成長」 という2つの軸が正しく機能する
ことだと考えています。
待遇は悪くないのに離職する原因
【第1の軸】安心とは?:社員が“次の一歩”を踏み出せる状態を作るための土台の整備
組織の土台は「安心」です。私は労務管理を、単なる手続きや法律遵守ではなく、
「社員の生存欲求・安全欲求を満たし、社員が次の一歩を踏み出せる状態をつくるための土台の整備」と考えています。
不安な社員は、前を向けない
生活への不安、職場環境への不満、不明確なルール。基本的な安心が欠けていると、人は守りに入り、挑戦する意欲が湧きません。
「安心」を形にする労務管理
適切な賃金、労働環境、明確なルール、ハラスメント対策、そして公平感。この安心の土台があって初めて、社員は次のステップへと進めます。
【第2の軸】成長とは?:熱意 ⇒ 思考 ⇒ 行動の回転(循環)
もう一つの軸が「成長」です。私は成長を、以下の掛け算と循環のプロセスで定義しています。
成長 = 熱意 × 思考 × 行動
このサイクルで最も重要なのが、起点となる 「熱意」 です。熱意がなければ、思考も行動も動き出しません。
熱意とは?:「仕事が好き、仕事にワクワクする、仕事に熱意がある」
私の考える熱意は、根性論や精神論ではありません。
「今の仕事が好きだ。仕事にワクワクしている。この仕事に熱意がある」
という心の状態です。
熱意からすべてが始まる
「ワクワク」という熱意があって初めて、「どうすればもっと良くできるか?」という思考が生まれます。
その思考が具体的な行動へつながり、小さな成果が出て、また次の熱意を育てる。
この循環が回り始めると、組織は自走し始めます。逆に熱意が弱いままだと、循環は動きません。
見立てを間違えると、逆効果になります
安心が崩れているのに「もっと主体性を」「もっと自律を」と求めると、社員は守りに入り、さらに動けなくなります。
安心は足りているのに熱意が弱い場合、管理や仕組みを増やしても空回りしやすくなります。
だから最初に必要なのは、「安心が弱いのか」/「熱意(ワクワク)が弱いのか」 の見立てです。
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あなたの会社の停滞の理由はどこにあるのでしょうか。
安心(労務環境)が足りず、揺らいでいるのか?
熱意(ワクワク)を呼び起こすきっかけがなく、循環が止まっているのか?
【最初の一歩はこちら】
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(安心=労務の土台/成長=熱意×思考×行動の入口)
追伸:私がこの考えに至った背景
私は、メーカー15年、介護現場10年という計25年の歳月の後、社会保険労務士となりましたその歳月の間に問いに直面することもありました。
その答えを導き出す助けとなったのが、多くの書籍から得られた知見です。
読書を通じて、組織を健やかに動かすためには「構造」が必要だと気づきました。
私は、安心(労務の土台)と、熱意(ワクワク)を起点にした成長の循環。
この 2つの軸 を整えることで、社員が定着し、自ら成長し続ける組織づくりをサポートします。



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