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変化の時代における採用基準:長所よりも人物重視の理由

  • 執筆者の写真: 佐藤孝一
    佐藤孝一
  • 2024年7月18日
  • 読了時間: 2分



「長所」や「強み」を聞かれると、すぐに答えられる人は少ないでしょう。


反対に、「短所」や「弱み」を聞かれると、すぐに答えられる人が多いかもしれません。


現代社会は常に変化しています。


特に今の時代はVUCA(ブーカ)と呼ばれ、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、


Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉で表現されます。


つまり、物事の不確実性が高く、未来の予測が困難で変化の激しい時代です。


このような時代では、短所と長所、弱みと強みも容易に入れ替わる可能性があります。


例えば、


・未経験が弱みと見なされていた状況が、既存の事業がAIに置き換えられ、

創造性が必要とされる部署に異動することで、逆に未経験者の方が新しい発想ができる強みとなる場合があります。


また、


・ルーティンワークで失敗が多かった社員が、その業務の多くがAIに置き換えられ、

失敗が成果に結びつきやすい開発課に異動することで成果を上げ始めることもあります。


このような変化により、人を採用する際の基準として、長所や強み、さらにはスキルや学歴


といった基準が無意味になる可能性があります。勉強すること自体は重要ですが、


現代ではそれ以上に人物の資質が重視されるようになってきています。


現在でも人物重視で採用する企業は増えており、今後はさらに人物重視が重視されるようになるはずです。

 
 
 

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