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従業員の成長を引き出す、新しい視点とは?

  • 執筆者の写真: 佐藤孝一
    佐藤孝一
  • 2024年8月28日
  • 読了時間: 2分



従業員の成長を考える時、注目すべきなのは、「見えている成長」だけでなく、「見えていない成長」にも目を向けることです。


本当に組織を強くするには、その裏に隠れた「見えていない成長」をいかに引き出すかが重要です。


「見えている成長」は、目に見えてわかりやすく、数値で測ることができます。


一方で、「見えていない成長」は、目に見えないために把握しづらく、数値化することが難しいものです。


しかし、この「見えていない成長」の領域は、「見えている成長」の領域よりもはるかに大きいといえます。




具体的に説明すると、「見えている成長」とは、


知識やスキル、資格の取得、業務の迅速かつ正確な遂行、成果を上げること、


上司の指示を適切に判断して業務を行う能力などです。


一方で、「見えていない成長」とは、


変化への適応力、自律性、チームで協力して業務を遂行する力、そして目的意識などです。


「見えている成長」を可能にするためには、


適切な労務管理や人事制度の構築、就業規則の策定が必要です。


しかし、「見えていない成長」を促進するには、従業員が「成長したい」と思う強い意志が不可欠です。


この意志を引き出すためには、モチベーションの強化が必要です。


具体的には、達成感を感じさせること、承認欲求を満たすこと、使命感を持たせること、


そして責任感を持たせることが効果的です。


つまり、「見えている成長」を実感すること、


つまり達成感を感じ、承認欲求を満たし、使命感や責任感を持つことが、


「見えていない成長」につながるのです。



 
 
 

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