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社員を自走させるには何が必要か|指示待ちを減らす職場づくり


社員の自走を促す職場づくりをイメージした工場現場。若手社員とベテラン社員が主体的に作業へ取り組み、安心して働ける土台と仕事への前向きさが育つ様子。

「言われたことはやるけれど、自分から提案が出てこない」

「目標は立てているのに、思ったように動きが広がらない」

そんな悩みを抱える経営者は少なくないと思います。


こうしたとき、

「危機感が足りないのではないか」

と考えることがあります。


もちろん、課題意識や危機感が行動のきっかけになることはあります。

しかし、それだけで組織を動かし続けることには限界があります。

危機感だけを原動力にすると、短期的には動いても、やがて疲れや消耗につながることがあります。


人が定着し、自ら考えて動きやすい職場には、別の土台が必要です。

私は、その土台を

安心して働ける状態

仕事への前向きさ

の2つの視点で考えています。


仕事への前向きさが社員を自走させるきっかけになる


社員が自ら考えて動くためには、まず仕事への前向きさが必要です。

前向きさとは、

「もっと良くしたい」

「この仕事に関わりたい」

という気持ちです。


前向きさがあると、

もっと良くするにはどうすればよいかを考える。

考えたことを試してみる。

その経験が次の行動につながる。

という循環が生まれます。


反対に、前向きさが弱くなると、

指示されたことだけを行う。

失敗しないことを優先する。

新しい提案を控える。

という状態になりやすくなります。


だからこそ、自走を求める前に、仕事への前向きさが育ちやすい状態になっているかを確認することが大切です。


安心して働ける土台がなければ前向きさは続きにくい


どれだけ仕事が好きでも、

人間関係への不安がある。

相談しにくい。

評価基準が分かりにくい。

働き方への不安がある。

このような状態では、人は守りに入りやすくなります。


社員が前向きに行動するためには、安心して働ける土台が必要です。


例えば、

・適切な労働時間管理

・休日や休暇の取得

・社会保険などの制度整備

・ハラスメント対策

・相談しやすい職場環境

・評価や役割の分かりやすさ

こうした土台があることで、社員は次の一歩を踏み出しやすくなります。


安心とは甘やかしではありません。

社員が守りに入りすぎず、安心して挑戦できる状態です。


経営者の役割は前向きな行動を見つけること


社員が失敗したとき、

不足している点ばかりを見ると、社員は動きにくくなることがあります。

もちろん、改善点を伝えることは必要です。


しかし同時に、

・工夫したこと

・挑戦したこと

・前より良くなったこと

を見つけて伝えることも大切です。


例えば、

「ここは良かったですね」

「前回より工夫できていますね」

「次はこうしてみるのはどうでしょうか」

という関わり方です。


こうした声かけは、

「自分の行動を見てもらえている」

という感覚につながります。

その感覚が、次の前向きな行動を生みやすくします。


人が定着する職場には安心と前向きさの両方が必要


社員が自ら考えて動きやすい職場は、精神論だけで作れるものではありません。

安心して働ける土台があり、その上で仕事への前向きさが育つ環境が必要です。


もし今、

・提案が減っている

・指示待ちが増えている

・改善活動が続かない

という状態があるなら、

社員だけの問題として考えるのではなく、

安心して働ける状態になっているか。


仕事への前向きさが育ちやすい状態になっているか。

を確認してみてください。


その整理が、人が定着しやすく、今いる人の力が会社の成果につながる職場づくりの第一歩になります。


まずは職場の状態を整理することから


職場の課題は、一つとは限りません。

安心して働ける土台が弱くなっているのか。

仕事への前向きさが弱くなっているのか。

まずは現在の状態を整理することが大切です

無料診断では、安心して働ける土台と仕事への前向きさを分けて確認できます。

自社の状態を整理する入口としてご活用ください。


【無料診断】

労務リスク診断 URL:https://www.koh-sharousi.com/ansin


前向きさ診断


 

追伸:私がこの考えに至った背景


私は、メーカー15年、介護現場10年という計25年の歳月の後、社会保険労務士となりましたその歳月の間に問いに直面することもありました。


その答えを導き出す助けとなったのが、多くの書籍から得られた知見です。

読書を通じて、組織を健やかに動かすためには「構造」が必要だと気づきました。


私は、安心(労務の土台)と、熱意(ワクワク)を起点にした成長の循環。


この 2つの軸 を整えることで、社員が定着し、自ら成長し続ける組織づくりをサポートします。 

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