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そもそも労務管理で大切なことは何ですか?

佐藤孝一

2024年10月16日

私が考える適正な労務管理とは、次の3つの要素がバランスよく連携している状態です。


  1. 法律を守っているか?制度の趣旨に則って運営されているか?

    ここには社労士としての専門性が欠かせません。


  2. 従業員のモチベーションを高める方法が取られているか?

    従業員がやる気を持ち、成長したいと思える環境を作ることは、労務管理の中でも非常に重要です。


  3. 会社の理念や方向性に合っているか?

    企業が目指す方向に従業員が共感し、一緒に進んでいけるかが問われます。


この3つの要素が連携して初めて、適正な労務管理が実現します。


もし、この連携が欠けてしまうと、最も犠牲になりやすいのは「従業員のモチベーション」です。


例えば、法律や制度を最優先に考え、「決まりだから」といった言葉が使われると、


従業員のモチベーションは徐々に低下していくでしょう。


反対に、従業員のモチベーションを優先しすぎて法律や制度を無視すれば、


会社は重大なリスクにさらされます。


だからこそ、法律・制度、モチベーション、そして会社の理念という3つの視点を常に意識し、


バランスよく連携させることが、適正な労務管理だと考えています。

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