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社員の成長が続かない原因|初心と経営理念で“成長の軸”を一本化する

更新日:3月1日


夕日の光の中、スーツ姿の男性が石の階段を上っていくが、途中で階段が途切れて先が宙に浮いている様子。成長が途中で止まるイメージ。

はじめに:社員の成長が 続かない原因は?


「20代は挑戦」「30代はスキル習得」「40代はマネジメント」「50代は後進育成」「60代は集大成」


このように、年齢を区切って目標を設定する考え方は分かりやすいです。


しかし、ここには見落とされがちな落とし穴があります。


それは、目標が“途切れ途切れ”になり、成長が連続しなくなることです。


落とし穴:年代が変わると「前の目標」を捨ててしまう


たとえば20代で「失敗を恐れず挑戦する」ことを大事にしていた人が、30代になった瞬間に「課題が変わったから」と挑戦をやめてしまう。


するとどうなるか。スキルは身につくかもしれませんが、挑戦が止まった分、成長の勢いが落ちます。


つまり、

  • 年代別目標は「分かりやすい」

  • でも「前の目標が次に引き継がれない」

  • 結果として「成長が継続しない」

という構造が起きやすいのです。


本来、成長が続くなら「60〜70代で頂点」になっているはず


もし成長が途切れず積み上がっているなら、経験も知恵も蓄積する60〜70代で、仕事の質が最も高まっていても不思議ではありません。


しかし現実には、そうなっていないケースが多い。


このズレの背景にあるのが、成長の軸が途中で切れていることです。


解決の鍵:「初心を大切にする」は、成長を一本につなぐ言葉


ここで重要になるのが、よく言われる 「初心を大切にする」 という考え方です。


初心とは、単なる“やる気”ではなく、

  • 仕事を始めたときに抱いた問題意識

  • 目指したい姿

  • 大事にしたい価値観

  • 仕事への熱意

こうした 成長の根っこ です。


例:初心が「成長の軸」になる

  • 23歳で仕事を始めたなら、その時の初心

  • 35歳で転職して仕事を始めたなら、その時の初心

  • 45歳、55歳でも同じ

スタート地点の初心を持ち続けることが、成長を連続させる力になります。


会社で言えば「経営理念」が、社員の“初心”になります


個人の初心は、環境によって薄れやすいものです。そこで企業として重要になるのが、経営理念の浸透です。


経営理念が社員一人ひとりにとって、

  • 仕事の意味(なぜやるのか)

  • 判断基準(何を大切にするのか)

  • 行動基準(どう動くのか)

として“初心”のように根づいている会社は、成長が続きやすいと考えます。


「安心×成長」の2軸を活用する


安心(制度・労務)=成長が続く土台

  • ルールが明確で迷いが減る

  • 評価・役割が見えて努力が報われる

  • 不安が減り、仕事に集中できる


成長(熱意×思考×行動)=初心を回し続けるエンジン

初心が残っている社員は、熱意が出る → 考える → 試す が回り続けます。その結果、年代が変わっても成長が途切れません。


まとめ:年代別目標より「成長の軸」を一本にする


年代別目標が悪いのではありません。問題は、目標が切り替わるたびに“前の軸”が捨てられることです。


成長を続けるためには、

  • 個人の初心

  • 会社の経営理念(共通の初心)


この2つを軸にして、安心(制度)と成長(熱意×思考×行動)を両輪で回すことが鍵になります。


社員の成長が止まって見えるとき、多くの場合は 安心(制度・労務) か 成長(熱意) のどちらかが弱っています。


当事務所では、職場の状態を 安心×成長の2軸で客観的に整理できる無料診断を用意しています。


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(安心=労務の土台/成長=熱意×思考×行動の入口)


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追伸:私がこの考えに至った背景


私は、メーカー15年、介護現場10年という計25年の歳月の後、社会保険労務士となりましたその歳月の間に問いに直面することもありました。


その答えを導き出す助けとなったのが、多くの書籍から得られた知見です。

読書を通じて、組織を健やかに動かすためには「構造」が必要だと気づきました。


私は、安心(労務の土台)と、熱意(ワクワク)を起点にした成長の循環。


この 2つの軸 を整えることで、社員が定着し、自ら成長し続ける組織づくりをサポートします。

 
 
 

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